コールドプレス（低温圧搾）製法にこだわる理由：

コールドプレスとは、太古の昔から食用油を搾るのに使われてきた方法で、その原理は圧力をかけ油分を摘出するという単純なものです。ご案内する「手作りコールドプレス椿オイル」は、、近代的なコールドプレス機を使った圧搾法で丁寧に作られています。

量産化によるコスト減など、効率化を求める油脂業界では、歩留まりよく搾油する方法が用いられるため、搾油の際に摩擦熱が生じて100度以上に温度が上昇してしまいます。そのため、フィトケミカルといわれる、ビタミンや酵素などの微量成分が失われてしまうため、ここでは、40℃以上の加熱が生じないように、ゆっくりと時間をかけながら抽出していくコールドプレス製法を採用しています。これは、一番厳しいヨーロッパ市場で採用されている基準よりさらに低い「非加熱」製法であり、油分抽出の歩留まりは通常プロセスの約65－70％以下、種の重量計算では30%となりますが、酵素やビタミンなどの微量な天然成分や栄養素を100％得ることが出来ます。